感染前に!インフルエンザや食中毒予防に効果的な5つの手洗いのコツ

ケータイやスマホがトイレの便座の10倍以上汚いのですよ~というネタが話題になる中、新たに便座よりもめちゃくちゃ汚れている意外なものが発見されました。
それはカラダの一部! なんと「指先(爪の間)」なんだそうです!!

健栄製薬株式会社が行った調査によると、「指先(爪の間)」は「トイレの便座」の10倍以上の汚れが潜んでいることがわかったのです! さらに、「爪の長さが2mm以上」の人は「爪の長さが2mm未満」の人の約1.9倍もの汚れが検出されました!

薄々汚いとわかってはいるものの、どれだけ汚いものかということは考えませんでしたが、実際かなり汚れているのですね。そんな手でパンを食べたり、料理をしたりすることは、トイレの便座をまな板がわりにするより汚いってことなのかもしれませんね。
この調査を見て、私は思わず爪の白い部分が見えないくらい短くカットしてしまったのですが、せっかくキレイなネイルをしている人はなかなかそうもいかないものですよね。

これからインフルエンザやノロウイルスが流行する季節、なんとかならないものかと、汚れを上手に落とす方法を調べてみると……
ありました! 文部科学省が出している「学校給食調理場における手洗いマニュアル」。

そのマニュアルをもとに5つの手洗いのコツをご紹介します!

【1】「爪ブラシ」を使うべし!

「学校給食調理場における手洗いマニュアル」にも、「爪の間には手指細菌の80~90%が存在」「指先(爪)の部分に注目した手洗いが必要」「爪の間の細菌を普通の手洗いによって除去することは難しい」と書かれていました。実際に現場では、「爪ブラシ」を使用した手洗いが行われているんだそう。
「爪ブラシ」なんて、きっと近所では売ってないだろうな……と思ったらありました! なんと近所の100円ショップに! しかも吸盤&収納ケース付き。これで爪の間を磨けばOK!

【2】時間をかけて1回洗うより、短時間でも2回洗うべし!

手洗いに時間をかけたからといってそれほど有効性は向上しないんですって! 手洗いで除去されたはずの微生物は、実は石けんの泡とともに共存しているので、除去の程度はすすぎの良し悪しに左右されます。なので、 時間をかけるのであれば、短時間の手洗いを2回するほうが効果的。実際、「10秒間×2回の石けんによる手洗い」は「60秒×1回の石けんによる手洗い」以上の効果が得られているんだそう。へー!

【3】手洗いの石けん液、継ぎ足すべからず!

液体の手洗い剤自体が微生物で汚染されていることがよくあるそうです! そして、そんな液体手洗い剤を継ぎ足しすることで微生物汚染につながることも。なので、継ぎ足しをしないタイプの、ノロウイルスも除去できる洗浄力の優れた「石けん液」を使うのが理想的です。

【4】ペーパータオルでふき取るべし!

手を洗っても、まだ手には微生物が付着しています。そんな付着微生物を減少させてくれるのがペーパータオル。水分をしっかり拭い取ることにより、残っている付着微生物をふき取るのと同時に、アルコールの消毒効果も高めてくれます!

【5】消毒にはアルコールを使うべし!

手洗い石けんや手指消毒剤では、手や爪の菌の除去には不充分。アルコールで手や爪の消毒をすることで、最終的に手に残っている付着微生物をさらに減少させることができます。最近スーパーマーケットやオフィスの出入口で見かけるアレです。一家にひとつは持っておきたいですね。

これからの時期、風邪や食中毒を予防するためにも、ぜひ5つのコツを実践していきたいですね。

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